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むたいけ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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無体仮

 二種の仮(無体仮・相待仮)の一つ。仮に存在すると説かれるが、実体として存在しないもの。たとえば、忿という心所は瞋という心所の上に仮に立てられたもので、瞋をはなれて別に実体としてあるものではないことをいう。

 仮有二。一無体仮、二相待仮。前如忿等。後如悔等。以癡相説、長等但是相待仮収。〔成唯識論述記2本、T43-272b〕