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ごっしょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

業障

karma-āvaraṇa (S)

 業のさわり。〔『薬師本願経』T14-404c〕

 悪業のみをなす障り。仏法に入る機縁が熟さない業。

  • 『理趣経』を読誦するときには「げっしゃう」とよむ。〔『理趣経』T8-784b〕

 悪の行為によって生じた障害。悪業の障り。〔『往生要集』T84-67a〕

 成仏をさまたげる悪業。正道のさまたげとなる業。〔『倶舎論』17〕

 三障(煩悩障・業障・報障)、または四障(惑障・業障・報障・見障)の一つ。〔慈雲『世間相常住法語』〕