karma-āvaraṇa (S)
業のさわり。〔『薬師本願経』T14-404c〕
悪業のみをなす障り。仏法に入る機縁が熟さない業。
悪の行為によって生じた障害。悪業の障り。〔『往生要集』T84-67a〕
成仏をさまたげる悪業。正道のさまたげとなる業。〔『倶舎論』17〕
三障(煩悩障・業障・報障)、または四障(惑障・業障・報障・見障)の一つ。〔慈雲『世間相常住法語』〕