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むげ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

無礙

「無碍」とも書く。

 物質的に空間を占めて他のものの妨げとなることがないことである。自由自在に融通して障りのないこと、無所得も意味する。

 光り映えていること、もしくは光明を「無礙光」といい、親鸞の『歎異抄』で称する「無礙の一道」とは、いかなるものにも妨げられない1本の道を意味する。

如来の大慈大悲と説法と、無碍の静慮(じゃうりょ)と、一念によく無辺の類ひの身を現ずると    〔往生要集(大文第6)〕