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菩薩地持経

bodhisattva-bhūmi (S) １０巻or８巻、北涼曇無讖訳。別名；菩薩地経、菩薩地持論、菩薩戒論。

　菩薩の修行・方便の相を広く説いたもの。
　初 ādhāra と次法 ādhārānudharma と畢竟 ādhāra-niṣṭhā の３方便処 yoga-sthāna を分かち、総じて菩薩道に持、相、翼、浄心、住、生、摂、地、行、安立の１０法あることを説いたものである。つまり、初方便処（持）に１８品、次法方便処（相、翼、浄心、住の４法）に４品、畢竟方便処（生、摂、地、行、安立）に５品を立てて、およそ２７品ある。