僧が一定の住所を持たず、師や友を求め、自己の修養または教化のために処々を遍歴すること。仏道修行のための旅。禅宗の雲水説と同じいみである。遊行ともいう。〔碧巌録4、反故集〕
師のもとを離れて禅の修行のために、すぐれた禅僧や良い友を求めて、あたかも行く雲や流れる水のように、足にまかせて諸国を遍歴すること。これを行なう者を行脚僧・雲水という。
又は、俳人たちの諸国旅行のことをもいう。