浄土真宗の儀式の一つで、門徒が仏弟子となることを宣誓する儀式である。 通常、本願寺の晨朝・日没法要の後に行われ、門主もしくはお手代わりの僧によって門徒の頭にかみそりを三度当てて、剃髪の様子を擬して、仏門に帰依し、門主からの法名をいただく。
この「剃髪」を「こうぞり」と読んで、古来より帰敬式を「おこうぞり」と呼び習わしている。