nava saṃyojanāni (S) 心を苦と結合せしめ、束縛し、毒する九つの煩悩。 結は煩悩の異名。生死の苦しみの結果を結集し、衆生を繋縛して解脱させないから、結という。これを9種に分ける。
〔『雑集論』6,T31-723b以下〕〔倶舎論21〕〔中論釈、T32-23c〕〔瑜伽師地論8、T30-313b〕