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くしょうねんぶつ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

口称念仏

 「口唱」とも書く。口に出して称(とな)えること。特に、阿弥陀仏の名号(みょうごう)を「南無阿弥陀仏」と称えること。これを口称念仏といい、観想念仏・実相念仏とともに「三種念仏」の一つとする。

 浄土門では阿弥陀仏の第十八願に基づいて、衆生を容易に極楽へ導く道として口称念仏を最も重視する。

 日蓮宗では、「南無妙法蓮華経」と題目をくりかえし唱えることを「題目口称(唱)」(唱題)という。