けんようしょうぎょうろん

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顕揚聖教論

20巻。無著(アサンガ Asaṅga)の作。唐・玄奘訳。

 漢訳のみが現存し、梵語原本およびチベット訳は伝わっていない。
 瑜伽師地論の内容を再構成したもので、11品からなる。偈頌の部分だけを玄奘が別訳した『顕揚聖教論頌』1巻がある。本頌1巻と論20巻との関係については問題があり、無著の頌に対して、世親(ヴァスバンドゥ Vasubandhu)が釈を作ったものが合わさって本論となったといわれる。

 中国・日本の法相宗では瑜伽十支論の1つに数える。