三量
pramāṇa-traya (S)
量(pramāṇa) とは、ある主張や命題が正当であると判断する根拠をいい、現量・比量・至教量の三つの判断根拠を三量という。
このなか現量とは言葉を用いない直接知覚、比量とは言葉を用いて行なう推量、至教量とは釈尊によって説かれた教えという判断根拠をいう。比量を比度量、現量を現証量ともいう。
非量
三つの認識のありよう。現量・比量・非量の3つ。現量と比量とは上とおなじ。非量とは無いものを有ると認識するような、まちがった認識のありようをいう。
注意:読みは「ひいりょう」であることに注意。