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さんりょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

三量

pramāṇa-traya (S)

 (pramāṇa) とは、ある主張や命題が正当であると判断する根拠をいい、現量比量至教量の三つの判断根拠を三量という。
 このなか現量とは言葉を用いない直接知覚、比量とは言葉を用いて行なう推量、至教量とは釈尊によって説かれた教えという判断根拠をいう。比量を比度量、現量を現証量ともいう。

非量

 三つの認識のありよう。現量・比量・非量の3つ。現量と比量とは上とおなじ。非量とは無いものを有ると認識するような、まちがった認識のありようをいう。

注意:読みは「ひいりょう」であることに注意。