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しどう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

四道

 煩悩)を断じて涅槃に至る4種の道。加行道・無間道・解脱道・勝進道の4つ。

  1. 加行道 煩悩を断じようとねがって修行する位。方便道ともいう。
  2. 無間道 正に煩悩を断じる位。無間とはその間に間隙がないこと。煩悩を断じた次の刹那に解脱智が生じるから無間道という。
  3. 解脱道 煩悩を断じた次の刹那に解脱して真理を見る智が生じる位。
  4. 勝進道 解脱してからさらに禅定と智慧とを深めていく位

参考〔『倶舎』25、T29・132a〕 : 〔『瑜伽師地論』69、T30・683a〕 : 〔『雑集論』9,T31・737c~738a〕