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しりょうしき

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

思量識

 潜在的な根本心(阿頼耶識)を対象としてそれを自己()であると思考(思量)する識。末那識(第七識)のこと。
 恒に審びらかに思量する(恒審思量)点が他の識と相違する。

 思量識、即第七識。思、謂、思慮、量、謂、量度、思量第八、度為我故。又恒審思量、余識無故。〔『成唯識論述記』1本、T43-238c〕