僧綱の一つで、第二に位する。僧正の下で僧尼を統率する官職。もと中国における職名で、北魏の孝明帝のころ、慧光がこれに任ぜられたのを初めとする。 日本ではこれにならって推古天皇32年(624)にこの制が設けられた。