niyata, niyāma (A)
必定とは必ず仏となることに定まった位のことで、不退の位をさす。三定聚の一で、邪定聚、不定聚に対する正定聚のこと。
なお『十住毘婆沙論』では「必定菩薩」について説くが、これは必定聚の菩薩、すなわち不退の位に入った菩薩のこと。