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ひゃくまんべん

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

百萬遍

 百万遍念仏の略。浄土往生のために百万回念仏を唱えること。

 浄土宗京都知恩寺では、衆僧・信徒が集まって、[[あみだぶつ|阿弥陀仏]の名号を唱えながら大数珠を100回繰りまわす仏事。知恩寺8世善阿が流行病を治すため、7日間百万遍の念仏を唱え、効験があったことから、後醍醐天皇から「百万遍」の寺号と千八十珠の大念珠を賜わった。そのため災厄があれば、百万遍念仏を修する例となった。よって百万遍は知恩寺の別称でもある。