名称と名称が指し示す対象・事物との両者は本質的に相異し一致しないということ。ある一つの名称にある一つの実体的な事物が対応することはないということ。名称や言葉に対応する事物が実体的にあるという考えを否定するために「唯識」が使用する概 念。