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えじょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

懐奘

1198年(建久9)‐1280年 鎌倉時代の僧。京都出身。俗姓は九条。号は孤雲(こうん)。諡号は道光普照国師。

 曹洞宗。日本達磨宗の仏地覚晏(ぶつち‐かくあん)にまなび、その助言で道元に師事し、その法をつぐ。越前(福井県)永平寺の創建に助力し、のち2世となる。

 道元の『正法眼蔵』の編述に協力。師の教えを筆録、門下が『正法眼蔵随聞記』としてまとめた。弘安3年8月24日死去。83歳。