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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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(尼薩耆波逸提)
 
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nissaggiya paacittiyaa निस्सग्गियपाचित्तिया (skt.)
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<big>nissaggiya pācittiyā</big> निस्सग्गियपाचित्तिया (S)
  
 
 ニサッギヤとは捨てられるべきという意味、パーチッチヤーは贖罪の意味で、[[さんげ|懺悔]]をすること。あるいは[[じごく|地獄]]に堕ちる罪であるともいう。<br>
 
 ニサッギヤとは捨てられるべきという意味、パーチッチヤーは贖罪の意味で、[[さんげ|懺悔]]をすること。あるいは[[じごく|地獄]]に堕ちる罪であるともいう。<br>
 
 これは所有に関する罪で、[[びく|比丘]]が所有を禁止されている物を持っていた時に陥る罪である。この場合は、罪に触れた物を捨てて(ニサッギヤ)、しかる後に贖罪のための懺悔を行う。これは一回だけの懺悔で許される。
 
 これは所有に関する罪で、[[びく|比丘]]が所有を禁止されている物を持っていた時に陥る罪である。この場合は、罪に触れた物を捨てて(ニサッギヤ)、しかる後に贖罪のための懺悔を行う。これは一回だけの懺悔で許される。

2020年7月8日 (水) 11:53時点における最新版

尼薩耆波逸提

nissaggiya pācittiyā निस्सग्गियपाचित्तिया (S)

 ニサッギヤとは捨てられるべきという意味、パーチッチヤーは贖罪の意味で、懺悔をすること。あるいは地獄に堕ちる罪であるともいう。
 これは所有に関する罪で、比丘が所有を禁止されている物を持っていた時に陥る罪である。この場合は、罪に触れた物を捨てて(ニサッギヤ)、しかる後に贖罪のための懺悔を行う。これは一回だけの懺悔で許される。