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「劫」は、サンスクリット語「kalpa」の音写語である。「劫波(こうは)」とも漢訳される場合がある。古代インドでのもっとも長い時間の単位である。[[ぼんてん|梵天]]の一日の単位ともいわれる。 | 「劫」は、サンスクリット語「kalpa」の音写語である。「劫波(こうは)」とも漢訳される場合がある。古代インドでのもっとも長い時間の単位である。[[ぼんてん|梵天]]の一日の単位ともいわれる。 | ||
− | + | 「[[ようごう|永劫]]」、「[[あそうぎこう|阿僧祇劫]]」、「[[ちょうさいようごう|兆載永劫]]」などの熟語がある。また、この宇宙が生成されて壊滅し、なくなってしまうのを[[しこう|四劫]]と呼んでいる。 | |
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有情非情の気分一切鼻に嗅ぐもの。 | 有情非情の気分一切鼻に嗅ぐもの。 | ||
− | : | + | :香に四種あり。好香・悪香、等と不等香との[[しゃべつ|差別]]ある故なり。 〔[[くしゃろん|倶舎論]]一〕 |
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2020年10月29日 (木) 10:38時点における最新版
劫
kalpa (skt.)、異訳:劫波
「劫」は、サンスクリット語「kalpa」の音写語である。「劫波(こうは)」とも漢訳される場合がある。古代インドでのもっとも長い時間の単位である。梵天の一日の単位ともいわれる。
「永劫」、「阿僧祇劫」、「兆載永劫」などの熟語がある。また、この宇宙が生成されて壊滅し、なくなってしまうのを四劫と呼んでいる。
- 億劫(おっくう)とは、元々一億の劫という極めて長い時間のことを意味していたが、時間が永くかかりすぎてやりきれないという意味に変化して、面倒くさいという現在の意味に転化したものと言われている。
孝
香
gandha (S) 「健達」と音写する。
有情非情の気分一切鼻に嗅ぐもの。
講
説きあかす。
糠
tuṣa (S)
ぬか。
響
pratiśrutkā (S)
こだま、やまびこdeśanā-dharma
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