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「りきゆう」の版間の差分

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(力用)
(力用)
 
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<big>kriyā</big> (S)<br>
 
<big>kriyā</big> (S)<br>
  
* 読みが漢音とは大幅に異なるので、注意が必要である。「用」と書いて、呉音では「'''ゆう'''」と読み、仏教では伝統的にこのように読んでいる。
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* 読みが漢音とは大幅に異なるので、注意が必要である。「[[ゆう|用]]」と書いて、呉音では「'''ゆう'''」と読み、仏教では伝統的にこのように読んでいる。
  
 
 「力」とは、「ちから」のことである。<br>
 
 「力」とは、「ちから」のことである。<br>
 「用」とは、「働き」のことであり、「体」が作用の本源を意味するのに対して、その「作用」もしくは「現象」を指す。<br>
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 「用」とは、「働き」のことであり、「[[たい|体]]」が作用の本源を意味するのに対して、その「作用」もしくは「現象」を指す。<br>
 
 総合して、「働きそのもの」を指す場合に、'''力用'''と使う。
 
 総合して、「働きそのもの」を指す場合に、'''力用'''と使う。

2022年4月22日 (金) 09:35時点における最新版

力用

kriyā (S)

  • 読みが漢音とは大幅に異なるので、注意が必要である。「」と書いて、呉音では「ゆう」と読み、仏教では伝統的にこのように読んでいる。

 「力」とは、「ちから」のことである。
 「用」とは、「働き」のことであり、「」が作用の本源を意味するのに対して、その「作用」もしくは「現象」を指す。
 総合して、「働きそのもの」を指す場合に、力用と使う。