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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
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真宗で、因位の時に得ること。この世間で信心を得て正定聚を得ること。[[とく|得]]の反対語。「必獲入大会衆数」〔正信偈〕 | 真宗で、因位の時に得ること。この世間で信心を得て正定聚を得ること。[[とく|得]]の反対語。「必獲入大会衆数」〔正信偈〕 |
2023年11月16日 (木) 11:00時点における版
獲
得ること。
lābha
得(心不相応行の一つ)の一種。いまだかって得ないもの、または、かつて得たが失ったものを今、得ること。〔倶舎論〕
=浄土真宗では=
真宗で、因位の時に得ること。この世間で信心を得て正定聚を得ること。得の反対語。「必獲入大会衆数」〔正信偈〕