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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(根本智)
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 根本智は、[[にょりち|如理智]]、根本[[むふんべっち|無分別智]]、[[しょうたいち|正体智]]、真智などともいい、[[しんにょ|真如]]にかなってはからいをはなれ、ものの本質のありのままが平等で差別のないことを知る智である。<br>
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 根本智は、[[にょりち|如理智]]、根本[[むふんべっち|無分別智]]、正体智、真智などともいい、[[しんにょ|真如]]にかなってはからいをはなれ、ものの本質のありのままが平等で差別のないことを知る智である。<br>
 
 それに対し、[[ごとくち|後得智]]は、[[にょりょうち|如量智]]、無分別後智、俗智などともいい、根本智によって平等の理をさとった上で、平等に即して現象界の[[しゃべつ|差別]]のすがたを知る智である。
 
 それに対し、[[ごとくち|後得智]]は、[[にょりょうち|如量智]]、無分別後智、俗智などともいい、根本智によって平等の理をさとった上で、平等に即して現象界の[[しゃべつ|差別]]のすがたを知る智である。

2023年11月16日 (木) 14:51時点における最新版

根本智

(⇔後得智)

 根本智は、如理智、根本無分別智、正体智、真智などともいい、真如にかなってはからいをはなれ、ものの本質のありのままが平等で差別のないことを知る智である。
 それに対し、後得智は、如量智、無分別後智、俗智などともいい、根本智によって平等の理をさとった上で、平等に即して現象界の差別のすがたを知る智である。