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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

 
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raahula, राहुल (skt.)
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Rāhula, राहुल (skt.)
  
釈迦の実子。「raahula」は障碍(しょうげ)という意味である。釈迦がわが子の誕生を知って「障り(ラーフラ)が生まれた、繋縛が生まれた」といわれたことが命名の由来であるといわれている。<br>
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 [[しゃか|釈迦]]の実子。「rāhula」は障碍(しょうげ)という意味である。釈迦がわが子の誕生を知って「障り(ラーフラ)が生まれた、繋縛が生まれた」といわれたことが命名の由来であるといわれている。<br>
出家後、智慧第一の[[しゃりほつ|舎利弗]]に就いて修行した。その修行態度は不言実行であったので、多くの[[びく|比丘]]の尊敬の的であった。釈迦は「私の弟子の中で学を好む第一人者」といわれた。そこで学習第一の比丘と呼ばれた。しかしまた他の仏弟子たちを見下す態度もあったので、釈尊に誡められた。仏の十大弟子の一人。
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 出家後、智慧第一の[[しゃりほつ|舎利弗]]に就いて修行した。その修行態度は不言実行であったので、多くの[[びく|比丘]]の尊敬の的であった。釈迦は「私の弟子の中で学を好む第一人者」といわれた。そこで学習第一の比丘と呼ばれた。しかしまた他の仏弟子たちを見下す態度もあったので、釈尊に誡められた。仏の十大弟子の一人。

2017年1月6日 (金) 06:54時点における最新版

羅睺羅

Rāhula, राहुल (skt.)

 釈迦の実子。「rāhula」は障碍(しょうげ)という意味である。釈迦がわが子の誕生を知って「障り(ラーフラ)が生まれた、繋縛が生まれた」といわれたことが命名の由来であるといわれている。
 出家後、智慧第一の舎利弗に就いて修行した。その修行態度は不言実行であったので、多くの比丘の尊敬の的であった。釈迦は「私の弟子の中で学を好む第一人者」といわれた。そこで学習第一の比丘と呼ばれた。しかしまた他の仏弟子たちを見下す態度もあったので、釈尊に誡められた。仏の十大弟子の一人。