操作

「むよねはん」の版間の差分

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(新しいページ: '=無余涅槃=  小乗仏教では、涅槃とは煩悩を滅し尽くした状態であるとし、これを有余(依)涅槃と無余(...')
 
(無余涅槃)
1行目: 1行目:
 
=無余涅槃=
 
=無余涅槃=
 +
<big>nirpadhiśeṣaṃ nirvāṇaṃ</big> (S)、<big>anupādhisesa-nibbāna</big> (P)
  
 
 小乗仏教では、[[ねはん|涅槃]]とは[[ぼんのう|煩悩]]を滅し尽くした状態であるとし、これを有余(依)涅槃と無余(依)涅槃の二つの涅槃に分ける。<br>
 
 小乗仏教では、[[ねはん|涅槃]]とは[[ぼんのう|煩悩]]を滅し尽くした状態であるとし、これを有余(依)涅槃と無余(依)涅槃の二つの涅槃に分ける。<br>
 
 有余涅槃は、煩悩は断じたが肉体はなお残存する場合、無余涅槃は、煩悩も肉身もともに完全に減した状態をいう。
 
 有余涅槃は、煩悩は断じたが肉体はなお残存する場合、無余涅槃は、煩悩も肉身もともに完全に減した状態をいう。

2017年5月9日 (火) 04:18時点における版

無余涅槃

nirpadhiśeṣaṃ nirvāṇaṃ (S)、anupādhisesa-nibbāna (P)

 小乗仏教では、涅槃とは煩悩を滅し尽くした状態であるとし、これを有余(依)涅槃と無余(依)涅槃の二つの涅槃に分ける。
 有余涅槃は、煩悩は断じたが肉体はなお残存する場合、無余涅槃は、煩悩も肉身もともに完全に減した状態をいう。