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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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(如如)
 
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 如、真如、如実ともいう。<br>
 
 如、真如、如実ともいう。<br>
 あらゆるものごとについての真実にして変わることのない本性。『楞伽経』の五法の中で、魏訳巻七には「[[しんにょ|真如]]」といい、宋訳巻4・唐訳巻5では「如如」という。
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 あらゆるものごとについての真実にして変わることのない本性。『[[りょうがきょう|楞伽経]]』の五法の中で、魏訳巻七には「[[しんにょ|真如]]」といい、宋訳巻4・唐訳巻5では「如如」という。
  
 
 平等にして無差別なること。
 
 平等にして無差別なること。
  
 天台宗で、『法華経』方便品の[[じゅうにょぜ|十如是]](十如)の文に基づいて、十界が相互に十界を具えているから百界となり、その百界が各十如を有するからあわせて千如になると言う。
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 天台宗で、『[[ほけきょう|法華経]]』方便品の[[じゅうにょぜ|十如是]](十如)の文に基づいて、十界が相互に十界を具えているから百界となり、その百界が各十如を有するからあわせて千如になると言う。

2019年11月26日 (火) 18:07時点における最新版

如如

tathā, tathatā (S)

 如、真如、如実ともいう。
 あらゆるものごとについての真実にして変わることのない本性。『楞伽経』の五法の中で、魏訳巻七には「真如」といい、宋訳巻4・唐訳巻5では「如如」という。

 平等にして無差別なること。

 天台宗で、『法華経』方便品の十如是(十如)の文に基づいて、十界が相互に十界を具えているから百界となり、その百界が各十如を有するからあわせて千如になると言う。