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− | + | 有根身者、謂、諸色根、及根依処。〔『成唯識論』2,T31-10a〕 | |
− | + | 依処、即是諸扶根。〔『成唯識論述記』3本、T43-316c〕 |
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根所依処
indriya-adhiṣṭhāna-sthāna (S)
身体(有根身)を構成する真の感覚器官(正根・勝義根)のよりどころである原子・分子・細胞などから構成される器官(扶根・扶塵根)をいう。
根依処,根住処ともいう。
- 此の羯羅藍に中には諸根の大種ありて、唯だ身根、及び根所依処の大種と倶に生ず。
有根身者、謂、諸色根、及根依処。〔『成唯識論』2,T31-10a〕
依処、即是諸扶根。〔『成唯識論述記』3本、T43-316c〕