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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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(等覚)
 
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 仏の異称。
 
 仏の異称。
  
 天台宗で立てる位のうちの一つ。三疑・十聖の上で、仏と等しい位。[[ぼさつ|菩薩]]五十二位の一つ。三祇百劫という長期間の修行を完成し、これから[[みょうがく|妙覚]]の[[ぶっか|仏果]]を得ようとする位。仏果を得ることのできる位。また[[いっしょうほしょ|一生補処]]・[[こんごうしん|金剛心]]ともいう。〔『天台四教儀』T46-779a〕〔『正法眼蔵』礼拝得髄 T82-37b〕
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 天台宗で立てる位のうちの一つ。三疑・十聖の上で、仏と等しい位。[[ぼさつ|菩薩]]五十二位の一つ。三祇百劫という長期間の修行を完成し、これから[[みょうがく|妙覚]]の[[ぶっか|仏果]]を得ようとする位。仏果を得ることのできる位。また[[いっしょうふしょ|一生補処]]・[[こんごうしん|金剛心]]ともいう。〔『天台四教儀』T46-779a〕〔『正法眼蔵』礼拝得髄 T82-37b〕

2019年11月25日 (月) 16:19時点における最新版

等覚

 正覚。さとり。仏のさとり。平等一如のさとり。〔『無量寿経』T12-265c〕〔正信偈〕

 新旧共にみな等覚の菩薩の事。    〔香月院 1971〕

 仏の異称。

 天台宗で立てる位のうちの一つ。三疑・十聖の上で、仏と等しい位。菩薩五十二位の一つ。三祇百劫という長期間の修行を完成し、これから妙覚仏果を得ようとする位。仏果を得ることのできる位。また一生補処金剛心ともいう。〔『天台四教儀』T46-779a〕〔『正法眼蔵』礼拝得髄 T82-37b〕