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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

 
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krodha
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<big>krodha</big> (S)
  
 心作用の一つ。仏教の教えの中で、特に心の働きを中心に説明する倶舎宗では、不定地法の一つとみなす。<br>
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 心作用の一つ。仏教の教えの中で、特に心の働きを中心に説明する[[くしゃしゅう|倶舎宗]]では、不定地法の一つとみなす。<br>
唯識の教えでは、三毒の煩悩の一つとして修行者にとっての最大の障害とみている。
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 唯識の教えでは、三毒の[[ぼんのう|煩悩]]の一つとして修行者にとっての最大の障害とみている。
  
 
 六煩悩の一つ。自分の心にかなわないことに対し憎しみ憤る心作用のこと。
 
 六煩悩の一つ。自分の心にかなわないことに対し憎しみ憤る心作用のこと。

2017年4月24日 (月) 17:48時点における版

瞋恚

krodha (S)

 心作用の一つ。仏教の教えの中で、特に心の働きを中心に説明する倶舎宗では、不定地法の一つとみなす。
 唯識の教えでは、三毒の煩悩の一つとして修行者にとっての最大の障害とみている。

 六煩悩の一つ。自分の心にかなわないことに対し憎しみ憤る心作用のこと。