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(最勝子)
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(6世紀後半)ジナプトラ(jinaputra)の訳。慎那弗咀羅と音写する。インド唯識派の論師。鉢伐多(はつばた)(パルヴァタ parvata)国の人。
 
(6世紀後半)ジナプトラ(jinaputra)の訳。慎那弗咀羅と音写する。インド唯識派の論師。鉢伐多(はつばた)(パルヴァタ parvata)国の人。
  
 [[ごほう|護法](ダルマパーラ dharmapaala)の弟子。唯識十大論師の一人に数えられ、『[[ゆがしじろん|瑜伽師地論]]』や『[[ゆいしきさんじゅうじゅ|唯識三十頌]]』を註釈したと伝えられるが、前者の冒頭の一巻のみが唐の[[げんじょう|玄奘]]の訳により、『瑜伽師地論釈』一巻として現存する。
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 [[ごほう|護法]](ダルマパーラ dharmapaala)の弟子。唯識十大論師の一人に数えられ、『[[ゆがしじろん|瑜伽師地論]]』や『[[ゆいしきさんじゅうじゅ|唯識三十頌]]』を註釈したと伝えられるが、前者の冒頭の一巻のみが唐の[[げんじょう|玄奘]]の訳により、『瑜伽師地論釈』一巻として現存する。

2014年3月3日 (月) 12:00時点における版

最勝子

(6世紀後半)ジナプトラ(jinaputra)の訳。慎那弗咀羅と音写する。インド唯識派の論師。鉢伐多(はつばた)(パルヴァタ parvata)国の人。

 護法(ダルマパーラ dharmapaala)の弟子。唯識十大論師の一人に数えられ、『瑜伽師地論』や『唯識三十頌』を註釈したと伝えられるが、前者の冒頭の一巻のみが唐の玄奘の訳により、『瑜伽師地論釈』一巻として現存する。