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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
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(教えを)きくこと。さとりに至るための3つの要因(聴聞・思惟・修習)の一つ。あるいは[[じゅうほうぎょう|十法行]](経典などに書かれている教えに対する10種の修行)の一つ。聴受ともいう。cf. [[ちょうもんしょうぼう|聴聞正法]] | (教えを)きくこと。さとりに至るための3つの要因(聴聞・思惟・修習)の一つ。あるいは[[じゅうほうぎょう|十法行]](経典などに書かれている教えに対する10種の修行)の一つ。聴受ともいう。cf. [[ちょうもんしょうぼう|聴聞正法]] | ||
: 聴聞者、謂、於仏語、深生信解、精勤、聴聞受持読誦契経等法。〔『瑜伽』37,T30-497c〕 | : 聴聞者、謂、於仏語、深生信解、精勤、聴聞受持読誦契経等法。〔『瑜伽』37,T30-497c〕 |
2024年4月16日 (火) 15:43時点における最新版
聴聞
anuśrava अनुश्रव (S)
(言葉を)きくこと。
所知の境界の言説を聴聞するが故に名づけて聞と為す。
śravaṇa श्रवण: śru श्रु (S)
(教えを)きくこと。さとりに至るための3つの要因(聴聞・思惟・修習)の一つ。あるいは十法行(経典などに書かれている教えに対する10種の修行)の一つ。聴受ともいう。cf. 聴聞正法
- 聴聞者、謂、於仏語、深生信解、精勤、聴聞受持読誦契経等法。〔『瑜伽』37,T30-497c〕