操作

「こうりゃく」の版間の差分

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(ページの作成:「=広略=  広く展開したものと、まとまって簡略となったものと。 :略とは法性法身、広とは方便法身なり。    〔円乗院...」)
 
(広略)
 
2行目: 2行目:
 
 広く展開したものと、まとまって簡略となったものと。
 
 広く展開したものと、まとまって簡略となったものと。
  
:略とは法性法身、広とは方便法身なり。    〔円乗院宣明述『教行信證講義』3979〕
+
:略とは[[ほっしょうほっしん|法性法身]]、広とは[[ほうべんほっしん|方便法身]]なり。 〔円乗院宣明述『教行信證講義』3979〕
 +
 
 +
----
 +
=広略相入=
 +
「こうりゃくそうにゅう」<br>
 +
 広く展開したものと、簡略にまとまったものとが、互いに入り合うこと。
 +
 
 +
==広略展転相入==
 +
「こうりゃくてんでんそうにゅう」<br>
 +
 [[てんでん|展転]]は順次に、という意味。
 +
 
 +
:修性不二 〔皆往院頓慧「証巻」3987〕
 +
:法身のさとりなり。 〔円乗院宣明述『教行信證講義』3980〕

2020年10月29日 (木) 09:27時点における最新版

広略

 広く展開したものと、まとまって簡略となったものと。

略とは法性法身、広とは方便法身なり。 〔円乗院宣明述『教行信證講義』3979〕

広略相入

「こうりゃくそうにゅう」
 広く展開したものと、簡略にまとまったものとが、互いに入り合うこと。

広略展転相入

「こうりゃくてんでんそうにゅう」
 展転は順次に、という意味。

修性不二 〔皆往院頓慧「証巻」3987〕
法身のさとりなり。 〔円乗院宣明述『教行信證講義』3980〕