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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
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増勝上進、または増進増加の意。力が加わり、はたらきが助長進展されて、強大であること。勝れた強い力を増上力といい、他のもののはたらきを増勝にする縁を[[ぞうじょうえん|増上縁]]という。 | 増勝上進、または増進増加の意。力が加わり、はたらきが助長進展されて、強大であること。勝れた強い力を増上力といい、他のもののはたらきを増勝にする縁を[[ぞうじょうえん|増上縁]]という。 | ||
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+ | 強きこと、強い故に壊れぬなり。; 強きこと、強い故に壊れぬなり。〔香月〕 |
2021年8月23日 (月) 14:35時点における版
増上
ādhipatya; adhika; adhimātra; (S)
増勝上進、または増進増加の意。力が加わり、はたらきが助長進展されて、強大であること。勝れた強い力を増上力といい、他のもののはたらきを増勝にする縁を増上縁という。
すぐれた。非常な。極度の。すぐれていること。
大いに。
力を与えて障りとならないこと。
強きこと、強い故に壊れぬなり。; 強きこと、強い故に壊れぬなり。〔香月〕