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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
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身心を束縛し、生死に繋ぎとめるから、このように言う。心の枷。 | 身心を束縛し、生死に繋ぎとめるから、このように言う。心の枷。 |
2022年1月29日 (土) 15:44時点における版
結
saṃyojana (S)
煩悩の異名。
身心を束縛し、生死に繋ぎとめるから、このように言う。心の枷。
grantha
心のなかのわだかまり、疑い。
- 古昔の諸師は已に斯の結を解く
upanibandha
結ぶこと、つらねること。
- 句を結んで説くを諷頌という
dhā
dhā; paratisam-dhā; pratisaṃdhi
実を結ぶこと。結果を生じること。