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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(分別起)
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 後天的に身につくこと。先天的に身についていることを意味する[[くしょう|倶生]]の対。分別・分別生とおなじ。
 
 後天的に身につくこと。先天的に身についていることを意味する[[くしょう|倶生]]の対。分別・分別生とおなじ。
  
  薩迦耶見に二種あり。一には倶生、二には分別起なり。倶生とは一切愚夫・異生乃至禽獣にも並ぴて皆な現行す。分別起とは、諸の外道などが[[けたく|計度]]して起こるをいう。
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  薩迦耶見に二種あり。一には倶生、二には分別起なり。倶生とは一切愚夫・異生乃至禽獣にも並ぴて皆な現行す。分別起とは、諸の外道などが[[けたく|計度]]して起こるをいう。 〔瑜伽師地論、T30.0621b〕

2023年2月10日 (金) 09:23時点における最新版

分別起

 後天的に身につくこと。先天的に身についていることを意味する倶生の対。分別・分別生とおなじ。

薩迦耶見に二種あり。一には倶生、二には分別起なり。倶生とは一切愚夫・異生乃至禽獣にも並ぴて皆な現行す。分別起とは、諸の外道などが計度して起こるをいう。 〔瑜伽師地論、T30.0621b〕