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詳しくは「我所有法(がしょうほう)」といい、行為の主体者である[[が|我]](自己)に属するものをいう。たとえば「自己の身体・財産・家族」などをいう。また、我のはたらきとも見られる。 | 詳しくは「我所有法(がしょうほう)」といい、行為の主体者である[[が|我]](自己)に属するものをいう。たとえば「自己の身体・財産・家族」などをいう。また、我のはたらきとも見られる。 | ||
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浄土真宗では、しばしば「我」を「[[がしゅう|我執]]」として読むが、意味的に大きく変わるところはない。 | 浄土真宗では、しばしば「我」を「[[がしゅう|我執]]」として読むが、意味的に大きく変わるところはない。 |
2023年12月18日 (月) 10:02時点における版
我所
asmāka: ātmīya: mama (S): mamańkāra (P)
詳しくは「我所有法(がしょうほう)」といい、行為の主体者である我(自己)に属するものをいう。たとえば「自己の身体・財産・家族」などをいう。また、我のはたらきとも見られる。
svaka (P) 〔無量寿経 T12. 273c〕
浄土真宗では、しばしば「我」を「我執」として読むが、意味的に大きく変わるところはない。