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生きものを殺すこと。いのちあるものの生命を殺害すること。四つの悪事の一つ。また、十悪の一つ・これは最も重い罪の一つなので、仏教では僧侶にも世俗人にもすべてこれを禁じている。特に大乗ではこれを重視し、殺生禁断を強調する。[[ほうじょう|放生]]はその一つのあらわれである。<br> | 生きものを殺すこと。いのちあるものの生命を殺害すること。四つの悪事の一つ。また、十悪の一つ・これは最も重い罪の一つなので、仏教では僧侶にも世俗人にもすべてこれを禁じている。特に大乗ではこれを重視し、殺生禁断を強調する。[[ほうじょう|放生]]はその一つのあらわれである。<br> | ||
− | *〔善生子経 T1-252b;253b;DN.Ⅲ,p.182〕〔雑阿含経32,T2-251c〕〔別訳雑阿含経7、T2-425c | + | *〔善生子経 T1-252b;253b;''DN''.Ⅲ,p.182〕〔雑阿含経32,T2-251c〕〔別訳雑阿含経7、T2-425c;''SN''.Ⅳ p.320〕 |
*〔倶舎論6〕 | *〔倶舎論6〕 |
2024年3月24日 (日) 09:11時点における最新版
殺生
pāṇa-atipāta पाणअतिपात(P),prāṇa-atipāta प्राणअतिपात(S)
生きものを殺すこと。いのちあるものの生命を殺害すること。四つの悪事の一つ。また、十悪の一つ・これは最も重い罪の一つなので、仏教では僧侶にも世俗人にもすべてこれを禁じている。特に大乗ではこれを重視し、殺生禁断を強調する。放生はその一つのあらわれである。
- 〔善生子経 T1-252b;253b;DN.Ⅲ,p.182〕〔雑阿含経32,T2-251c〕〔別訳雑阿含経7、T2-425c;SN.Ⅳ p.320〕
- 〔倶舎論6〕