法上
Fa-shang (495-580)
中国の南北朝時代の僧。魏の大将軍高澄に知られて統帥に任じられ僧録を司った。北斉の文宣帝の帰依を受け、天保2(551)年昭玄大統に任じられて僧尼を監督。北魏、北斉2代にわたって仏教界を統制した。
著書
など。
法上
インドの仏教論理学者ダルモッタラDharmottara(730?-800?)の名を漢訳して「法上」と書くことがある。
他人のための比量はことばを本質とするが、自分のための比量は認識を本質とし、両者は絶対的に異なっているので、両者を包含する一つの定義はない。