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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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<big>asmāka: ātmīya: mama</big> (S): <big>mamańkāra</big> (P)
 
<big>asmāka: ātmīya: mama</big> (S): <big>mamańkāra</big> (P)
  
 詳しくは「我所有法(がしょうほう)」といい、行為の主体者である[[が|我]](自己)に属するものをいう。たとえば「自己の身体・財産・家族」などをいう。また、我のはたらきとも見られる。
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 詳しくは「[[がしょうほう|我所有法]]」といい、行為の主体者である[[が|我]](自己)に属するものをいう。たとえば「自己の身体・財産・家族」などをいう。また、我のはたらきとも見られる。
  
 
<big>svaka</big> (P) 〔無量寿経 T12. 273c: p.50〕<br>
 
<big>svaka</big> (P) 〔無量寿経 T12. 273c: p.50〕<br>
 
 浄土真宗では、しばしば「我」を「[[がしゅう|我執]]」として読むが、意味的に大きく変わるところはない。
 
 浄土真宗では、しばしば「我」を「[[がしゅう|我執]]」として読むが、意味的に大きく変わるところはない。

2024年10月25日 (金) 10:49時点における最新版

我所

asmāka: ātmīya: mama (S): mamańkāra (P)

 詳しくは「我所有法」といい、行為の主体者である(自己)に属するものをいう。たとえば「自己の身体・財産・家族」などをいう。また、我のはたらきとも見られる。

svaka (P) 〔無量寿経 T12. 273c: p.50〕
 浄土真宗では、しばしば「我」を「我執」として読むが、意味的に大きく変わるところはない。