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2025年5月3日 (土) 17:12時点における版
耆婆
ジーヴァカ(Jīvaka)の音写。活・能活・更治などと訳す。
インド中部、摩掲陀国の医師。頻婆娑羅(ビンビサーラ binbisaara)王と菴波羅婆利(アンバパーリー ambapaalii)との子と伝え、また王の孫ともいう。仏陀在世当時の名医として崇仰された。深く仏教を信じ、教団の外護者となり、しばしば仏弟子たちの病気を治療した。父王を殺した阿闇世(アジャータサットゥ ajaasattu)王を説得して仏陀に帰依させた。