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真理(諦)を見る段階(見道)が近づき、ますます修行に力を加えて精進する段階。[[ほうべんどう|方便道]]ともいう。[[けぎょうい|加行位]]・[[けぎょうじ|加行地]]とおなじ。 | 真理(諦)を見る段階(見道)が近づき、ますます修行に力を加えて精進する段階。[[ほうべんどう|方便道]]ともいう。[[けぎょうい|加行位]]・[[けぎょうじ|加行地]]とおなじ。 | ||
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四道(加行道・無間道・解脱道・勝進道)の一つ。四道とは、ある一つの[[ぼんのう|煩悩]]([[わく|惑]])を断じるときの4つの段階をいい、そのなかで煩悩を断じようとねがって修行する最初の段階を加行道という。 | 四道(加行道・無間道・解脱道・勝進道)の一つ。四道とは、ある一つの[[ぼんのう|煩悩]]([[わく|惑]])を断じるときの4つの段階をいい、そのなかで煩悩を断じようとねがって修行する最初の段階を加行道という。 |
2018年8月2日 (木) 15:48時点における最新版
加行道
prayoga-mārga (S)
涅槃に向けて進みゆく5つの段階である五道(資糧道・加行道・見道・修道・究竟道)の一つ。
真理(諦)を見る段階(見道)が近づき、ますます修行に力を加えて精進する段階。方便道ともいう。加行位・加行地とおなじ。
四道(加行道・無間道・解脱道・勝進道)の一つ。四道とは、ある一つの煩悩(惑)を断じるときの4つの段階をいい、そのなかで煩悩を断じようとねがって修行する最初の段階を加行道という。