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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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 善業あるいは悪業によって潜在的な根本心である[[あらやしき|阿頼耶識]]の中に善・悪のいずれかに色付けされて[[くんじゅう|薫習]]された[[しゅうじ|種子]]。阿頼耶識の中の種子はすべてまとめて[[みょうごんしゅうじ|名言種子]]といわれるが、その中で未来世の生存のありようを決定する種子を別に立てて'''業種子'''とよぶ。<br>
 
 善業あるいは悪業によって潜在的な根本心である[[あらやしき|阿頼耶識]]の中に善・悪のいずれかに色付けされて[[くんじゅう|薫習]]された[[しゅうじ|種子]]。阿頼耶識の中の種子はすべてまとめて[[みょうごんしゅうじ|名言種子]]といわれるが、その中で未来世の生存のありようを決定する種子を別に立てて'''業種子'''とよぶ。<br>
 別名、異熟習気<いじゅくじっけ>ともいう。
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 別名、異熟[[じっけ|習気]]<いじゅくじっけ>ともいう。

2019年1月16日 (水) 09:30時点における最新版

業種子

「ごっしゅうじ」と読む。

 善業あるいは悪業によって潜在的な根本心である阿頼耶識の中に善・悪のいずれかに色付けされて薫習された種子。阿頼耶識の中の種子はすべてまとめて名言種子といわれるが、その中で未来世の生存のありようを決定する種子を別に立てて業種子とよぶ。
 別名、異熟習気<いじゅくじっけ>ともいう。