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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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(無縁三昧)
 
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==無縁三昧==
 
==無縁三昧==
 『法華経』に説く所の16三味の一。滅尽定の異名。一切の識心を都滅して所縁を離るる禅定なり。
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 『法華経』に説く所の16[[さんまい|三味]]の一。[[めつじんじょう|滅尽定]]の異名。一切の識心を都滅して所縁を離るる[[ぜんじょう|禅定]]なり。
  
 
: 無縁三昧即滅尽定    〔法華經嘉祥疏12〕
 
: 無縁三昧即滅尽定    〔法華經嘉祥疏12〕

2019年2月5日 (火) 11:51時点における最新版

無縁

 繋属の関係なきなり。心識の攀縁なきなり。

 常境無相。常智無縁。    〔摩訶止観1〕

無縁の衆生

 佛菩薩には本來所化の衆生ありて、繋属せり、これを有縁の衆生とす、故に此佛に有縁なるは彼佛に無縁なり、無縁の衆生は畢竟之を化するを得ざるなり。

無縁の道場

 誰と定まりて一人に属することなく、汎く一切衆生の為の道場を云ふ。

無縁三昧

 『法華経』に説く所の16三味の一。滅尽定の異名。一切の識心を都滅して所縁を離るる禅定なり。

 無縁三昧即滅尽定    〔法華經嘉祥疏12〕