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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』
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心のはたらきがすべて尽きてしまった[[ぜんじょう|禅定]](精神統一)を「滅尽定(めつじんじょう)」(nirodha-samāpatti)といって、[[よっかい|欲界]]の[[ぼんのう|煩悩]]を断じ尽くして再び[[たいてん|退転]]しない位(不還果(ふげんか))の聖者(しょうじゃ)以上の者が修することのできる禅定である。 | 心のはたらきがすべて尽きてしまった[[ぜんじょう|禅定]](精神統一)を「滅尽定(めつじんじょう)」(nirodha-samāpatti)といって、[[よっかい|欲界]]の[[ぼんのう|煩悩]]を断じ尽くして再び[[たいてん|退転]]しない位(不還果(ふげんか))の聖者(しょうじゃ)以上の者が修することのできる禅定である。 |
2019年2月7日 (木) 16:20時点における最新版
滅尽
nirodha निरॊध (S)
ほろびつきてしまうこと。
心のはたらきがすべて尽きてしまった禅定(精神統一)を「滅尽定(めつじんじょう)」(nirodha-samāpatti)といって、欲界の煩悩を断じ尽くして再び退転しない位(不還果(ふげんか))の聖者(しょうじゃ)以上の者が修することのできる禅定である。