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出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

(ページの作成:「=無著, 無着= <big>asańga</big> (S)  事物に執着する念がないことを言う。<br>  執着がないこと。さわり・障害・束縛がないこと...」)
 
(無著, 無着)
 
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=無著, 無着=
 
=無著, 無着=
<big>asańga</big> (S)
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<big>asańga</big> (S)、「むじゃく」「むぢゃく」とも読む。
  
 事物に執着する念がないことを言う。<br>
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 事物に[[しゅうじゃく|執着]]する念がないことを言う。<br>
 
 執着がないこと。さわり・障害・束縛がないこと。
 
 執着がないこと。さわり・障害・束縛がないこと。
  
: 無貧とは有と有具とに於て無著を性と為す。
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: 無貪とは有と有具とに於て無著を[[しょう|性]]と為す。
 
: 無著とは一切種の施などの障法の中に於て[[けいげ|罣礙]]あることなきをいう。
 
: 無著とは一切種の施などの障法の中に於て[[けいげ|罣礙]]あることなきをいう。
 
: 如来地に於て能く[[ぼんのうしょう|煩悩障]]と[[しょちしょう|所知障]]とを永害するが故に究竟して無著にして無礙なる一切智見を証得す。
 
: 如来地に於て能く[[ぼんのうしょう|煩悩障]]と[[しょちしょう|所知障]]とを永害するが故に究竟して無著にして無礙なる一切智見を証得す。
 
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2019年12月12日 (木) 14:54時点における最新版

無著, 無着

asańga (S)、「むじゃく」「むぢゃく」とも読む。

 事物に執着する念がないことを言う。
 執着がないこと。さわり・障害・束縛がないこと。

 無貪とは有と有具とに於て無著をと為す。
 無著とは一切種の施などの障法の中に於て罣礙あることなきをいう。
 如来地に於て能く煩悩障所知障とを永害するが故に究竟して無著にして無礙なる一切智見を証得す。