さんぜ
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三世
「三際」(さんさい)ともいう。過去現在未来の3つをいう。
「世」とは「遷流」という意味である。有為の事物は一刹那も留まらず、生じ了れば直ちに滅する。よって来生を未来世として、生じ了るのを現在世とし、滅し了るのを過去世とする。すなわち、事物の遷流する上において三種の時間を仮に立てるものであり、事物を離れて別に時間と言うものが実体するものではない。
また、三世に、時に就くと、法に就くとの2種類がある。