しるかせん
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支婁迦讖
(chinese) Zhii lou jiaa chen、(sanskrit) lokakSema
中国、後漢の霊帝・献帝のころの訳経僧。生没年不詳。支は大月氏の人であることを示し、略して支讖という。 後漢の147年(建和1)洛陽に来て、初めて大乗経典を漢訳したことで知られ、小乗経典を漢訳した安世高と対比される。179年(光和2)に訳出した『道行般若経』等は知識人に強い影響を与えた。
訳出経典
- 道行般若経 どうぎょうはんにゃきょう 大正 vol 8. p.425
- 般舟三昧経 はんじゅざんまいきょう 大正 vol.13 p.897
- 首楞厳経 しゅりょうごんきょう
- 阿閦仏国経 あしゅくぶっこくきょう 大正 vol.11 p.751