操作

しゃみ

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

2004年4月16日 (金) 17:30時点におけるマイコン坊主 (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

沙弥

しゃみ、zraamaNera (sanskrit)

見習僧のこと。7歳以上20歳未満の出家者で、僧に随って雑用をしながら正式の僧を目指している者。
日本の場合には、修行が未熟で、正規の得度を経ていない出家者を「私度の沙弥」という。さらに、僧形(そうぎょう)はしているが、妻子を養ったり、生業についているものを「在家の沙弥」という。平安時代以降になると、これらの沙弥は「聖(ひじり)」「俗聖(ぞくひじり)」などと呼ばれ、半僧半俗の出家者が多く認められた。
その活動などについては私度僧を参照。

なお、女性の見習僧は沙弥尼(しゃみに、zraaNerii)と呼び、「勤策女」(ごんさくにょ)と呼ばれたりする。