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びくに

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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比丘尼

bhikSuNii भिक्षुणी (skt.)

原義は「乞食する女」の意味である。「比丘」すなわち男子の出家修行者に対して、女性の出家修行者をいう。

伝承では、最初に比丘尼になったのは釈尊の養母の摩訶波闍波提(まかはじやはだい)(Mahaaprajaapatii)で、釈尊ははじめ女性の出家を許さなかったが、養母の熱意と阿難陀のとりなしによって、比丘をうやまい、罵謗(ばぼう)したりしないなど八つの事項(八敬法(はちきようほう))を守ることを条件に、女性の出家を認めたという。