道宣撰。三十巻。大正 五十巻。唐高僧伝(とうこうそうでん)または唐伝ともいう。唐の645年(貞観十九)撰。
慧皎の高僧伝に続いて、梁代より唐の貞観十九年に至るまで百四十四年間にわたって、高僧の正伝三百四十人、付伝百六十人の伝記を収録したもの。貞観十九年脱稿後もしばしば増補している。中国仏教第一の仏教史家道宣の代表的史伝書である。