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だいじょうみつごんきょう

出典: フリー仏教百科事典『ウィキダルマ(WikiDharma)』

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大乗密厳経

3巻。唐の地婆訶羅の訳(垂拱4 688)。異訳に唐の不空の訳(永泰元 765)の同名の経(3巻)がある。チベット訳もある。

 仏が現世の三界を離れた密厳国に在り、金剛蔵菩薩が如来の本性を問う。答えて、如来の本性は不生不滅であるとし、如来蔵・阿頼 耶・密厳(妙智)などの教理を説く。その説は楞伽経に通じ、大乗経典として比較的後期のもので、600年頃 の成立とする説もある。

  • 大正 巻16
  • 国訳 経集部16
  • 註釈 法蔵の大乗密厳経疏 4巻〔続蔵 1-34-3〕
  • 覚鑁の『密厳浄土略観』もある。